以前から描画パフォーマンスのネックとなっていた、一部マップチップの透過画像テクスチャの問題。
主に野外ダンジョンの樹木・植物系のマップチップに使用しており、野外のダンジョンでは実機だとフレームレートがかなり落ちていました。
原因はいくつか考えられるんですが、モバイルの場合、透過処理が必要なテクスチャは非常にコストがかかる。
購入したアセットでは、チューニングされたシェーダーで最適化されていたんだけれども、それでも森のように木々をたくさん置くと目に見えてフレームレートが下がる。
ちなみに、transeparency.defuseを使おうものなら、目も当てられない状態になる。
そこで、次のマイナーバージョンアップでは、該当のモデルを透過画像なしのフルポリゴン表現の樹木に置き換える予定です。
冒頭の画像にあるように、試しに樹木のモデルをdefuseのみを使用したモデルで置き換えてみたところ、実機では見違えるように改善した。
同一マップチップには、樹木以外にも草花などを詰め込んで見た目をゴージャスにしているため、地下のダンジョンほどヌルヌル動くまでは行かなかったけれども、実感できるほどの改善が見られた。
上の画像ではまだ樹木一種類だけしか使用していないので、リピート感が目立つけれども、樹木のバリエーションを増やして、回転などして組み込めばもっと自然な感じのルックになると思われる。
これで野外ダンジョンや、野外を舞台にした展開も作りやすくなりそうです。
モデラーさん、いい仕事してくれました。ありがとう。
Related Posts
カテゴリー: コールアンドマジック