【開発メモ】日本ゲーム大賞 2013 アマチュア部門の最終審査に残ったゲームからピックアップ

大作ゲーム内のミニゲームやパーティーゲームの一片のような印象を受けた作品も多かった。

けれども、中にはデザイン・コンセプトが確立されている作品や、非常にゲーム的なイノベーションを感じる作品が幾つかあったので紹介します。

【デザイン・コンセプトが素晴らしいタイトル】
■作品タイトル:画針(ガバリ) -0.001里の道(リノミチ).-
プラットフォーム:スマートフォン/タブレット
制作者:GPU_RETURNS(ジーピーユーリターンズ)
学校名:名古屋工学院専門学校

画面をタッチするという、ビデオゲームにとっては未だ新しいUIをゲームシステムの中心に組み込んでいるところもすばらしい。

■作品タイトル:CHAIN(チェイン)
プラットフォーム:PC
制作者:A-Mail PROJECT(エーメールプロジェクト)
学校名:HAL大阪

ゲーム内で起きるアクションが爽快なところも非常にゲーム的ですばらしい。

【ゲーム的なイノベーションを感じたタイトル】
■作品タイトル:TRANTH(トランス)
プラットフォーム:PC
制作者:ロコニロProject(プロジェクト)
学校名:HAL大阪

おれが見た全ノミネート作品中、ダントツによくできたタイトルだった。
おそらくこれが優勝するんじゃないかと思う。

■作品タイトル:モノクロルートクリエイター
プラットフォーム:PC
制作者:Project Monochrome(プロジェクトモノクローム)
学校名:HAL大阪

見覚えのある画面やコンセプトではあるものの、ゲーム的イノベーションを強く感じた。
アクションも洗練されていて触って面白そうなところもいい。

そのほかの全作品はiNSIDEの下記の記事で紹介されていますので、もっと見たい方はこちらをどうぞ。
「日本ゲーム大賞 2013 アマチュア部門」最終審査に進出する17作品が発表

おれが取り上げたものはHAL大阪からの出品がほとんどだな。

任天堂本社が京都にあるし、ゲーム開発は関西が優勢なのかもしれない。

今回の作品をみて感じたのは、優れたゲームにはゲーム的イノベーションってものがあるということ。

ゲーム的イノベーションって言葉でいっているのは、ゲームシステムが持っている遊び方のポテンシャルみたいなものだ。

それは別の言葉で言うと、そのゲームシステムが持つゲームルールのオリジナリティと言い換えられるかもしれない。

それはひょっとしたら企画の段階では現れてこないものかもしれない。

しかし、それが形になってある程度遊べるようになった段階で、ゲームルールから生じる攻略法だったり、アクションだったり、演出だったり、何か企画外のものがまさに立ち上がってくる様に現れるんじゃないかと思う。

そして、それこそが、本当に新しいゲーム体験を生むんだなあと。

大変勉強になりました。

5年前

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