今日は、ほんとに久しぶりにテーブルトークRPG(以下、TRPG)のセッションに参加した。
ルールはTRPGの元祖『ダンジョンズアンドドラゴンズ』だ。
最後にTRPGで遊んだのは中学生のころ。
その頃使っていたルールブックはいわゆる赤本と呼ばれる、入門者向けスターターキットのようなものだった。
今回は上の画像にあるようにハードカバーの豪華本、プレーヤーズハンドブックに基づく本格的な内容のもの。
とにかく、DM(ダンジョンマスター)の入念な準備や熟練した手腕に脱帽というか、おそらくアドリブも交えつつ、一回のセッション内にひとつの冒険をしっかり体験させてくれる手腕はすばらしかった。
戦闘も桝目のあるタイルの上にフィギュアを並べて、通常アクション(主に攻撃)、移動アクション、マイナーアクション(道具を使用するなど)をきちんと行い、緊張感のあるものだった。
マージャンで例えると、オート配牌の雀荘でやる面子に雀士が加わった四人打ちみたいなもので、もちろんフバネ計算も暗算ですばやく的確にこなす、と言う感じ。
とにかく手際がよいのだ。
とりわけ、初心者の俺にたいして物語の背景や用語、ダイスロールの機会と意味、各プレイヤーが使用したスキルなどを丁寧に解説してもらえて、よりゲームに集中して遊ぶことができた。
また、ストーリーテリングも、さまざまな登場人物を当人になりきって演じながら物語をすすめていて、熟練したDMはもはや1人のエンターテイナーだとも思った。
公園なんかで子供達におとぎ話を聞かせる紙芝居士の物語を聞いているような感覚になった。
俺が小さい頃には、そういう人がまだいたように記憶しているが、今はどうなんだろうな。
今回のプレイヤーキャラクターは俺の希望で、エルフのレンジャーだった。
初参加の俺は、DMがあらかじめ用意してくれたプレイヤーキャラクタでパーティに参加したけれども、次回は自分でキャラクターをビルドしていきたいと思う。