【雑記】手塚治虫記念館

今日はせっかく関西に帰省して、宝塚の近くに来ているので、宝塚駅のすぐ近くにある手塚治虫記念館に行ってみた。

入場料は700円。

フロアは地下1階から地上2階までの3フロアで、こじんまりとした印象。2、3時間もあれば全ての展示品は十分に観て回れるくらいの規模ではないかと思う。

手塚治虫は大阪府豊中市の生まれで、育ったのが宝塚ということだ。

なくなるまでに描いた原稿が16万ページにも及ぶそうだが、あくまで原稿の数であって、練習書きやスケッチ、落書きを含めれば膨大な量の絵を描いて来たことが容易に想像される。

館内の映画館で上映された短い伝記映画には、晩年とおぼしき手塚治虫のインタビューの肉声が流れた。

これだけ描いているにもかかわらず、自分はぜんぜん絵が描けないと切実な調子で語っていた。

年老いたせいでワリ(こまわりのことと思われる)もできなくなったと。

最上階のフロアには、実験的なフィルムやテレビアニメ、アニメ映画などを検索・再生できる映像データベースが一般解放されている。

この記念館に来て最大の収穫は、なんといっても『千夜一夜物語』との何十年か越しの再会である。

まだ小学生になったかならないかくらいの幼いころに、このアニメ映画を民放で(!)初めて観た時の衝撃は今でも鮮明に覚えている。

映像データベースでまず最初に再生したのが、この映画である。

ほんとにはじめてみてから何十年ぶりに観るはずなのに、見間違うことなどありえないくらいに、この映画をずっと探していたんだと分かった。

さらに驚いた事に原画スタッフのクレジットには、出崎統の名前があった。

なるほどと。

自分自身の伝記の一ページをのぞいたようなそんな一日であった。

帰りに寄った西宮北口のジュンク堂にて購入。

4年前

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