前回べたぼめした書籍『Unityによる2Dゲーム開発入門』、読了した。
う~ん、前言撤回です。
実際にUnityの2D機能触ってもみたんだけど、この本は前著ほど有益な情報は得られなかった。あくまで俺個人の意見ですが。
Unityの2D機能って実際に使ってみると、書籍から抱くイメージとは逆にツールとして完成度が低い気がする。
上記の書籍は、その辺のちょっと本気で取り組もうというときに躓きがちな問題についてあまり触れられていない気がする。
たとえば、本書の中盤あたりにスプライトアニメーションのサンプルがあるんだけれど、確かに本書のとおりにやればスプライトアニメーションができるし、メカニムを使って複数のアニメーションを切り替えたり出来るんだけれども、このサンプルのやり方はそのままゲームには使えない。
本書の後の章でもう少し具体的で常套的な手段が解説されるのかと思いきや、本書で作成するゲームサンプルはタップしてスプライトを消すだけの、あまりにも初歩的なゲームが一本だけだった。
前著も、最初はタップでハエを消すだけの簡単なゲームだったけれども、そのあとけっこうインパクトのある3Dのレースゲームがあってボリュームがあった。
しかし、本書はそれだけ。そのあと、広告の話とリリースの話がつづく。
結局、実際にUnity2Dを触っているうちにぶつかった問題はネットで検索して探すことになった。
冒頭の画像は、俺が実際にぶつかった問題のひとつ。
せっかくのドット画がにじんでしまう問題。
解決方法としては、下記の画像にあるように「Filter Mode」を「Point」に変えることでくっきりしたんだけど、なぜそうなのかちゃんと理解できてないと解決したことにはならない。
そのほかにも、いろいろ問題にぶつかって、今日はサンプルを乗せるまでには至らなかった。
あと、マップチップの扱いとか、描画順序の問題とか、いろいろ手間がかかりそう。
結局Unityの2D機能はまだ発展途上の印象。う~ん、まだUnityのプロ版に何十万も出費できねーなあ。これじゃあ。