ソースを読むのと平行して、デモプロジェクトの内容も分析して行こうと思う。
今日は手始めに、フリーで入手できるUE4のデモプロジェクトの中から、面白そうなものを手当たりしだいダウンロードしてみた。
プロジェクトを開いてパッケージングし、出来たてホヤホヤの実行ファイルを動画に収めたのでご紹介する。
ちなみに、解像度はデフォルトより低く設定している。
俺のマシンのGPUなのか、CPUなのか、まったく処理が追いつかないようで、フレーム抜けがひどかったからだ。
けっこう高かったクアドロK600積んでるんですけど(泣)
ちなみにパッケージされたゲームの解像度の変更方法はUnityとは違ってエディタからは行えない。
パッケージング後に一度ゲームを実行するとパッケージの出力先フォルダのどこかにSaveフォルダが出力される。
その中にログファイルやセーブデータ(たぶん)などが入ってるんだけれども、フォルダを下っていくとConfigというフォルダがあって、その中にGameUserSettings.iniというファイルがある。
それをテキストエディタなどで開いて編集し、ゲームを再実行すると解像度を変更できる。
編集する項目は以下のとおり。
ResolutionSizeX=1600
ResolutionSizeY=900
…中略…
FullscreenMode=2
上はデフォルト値。パフォーマンスをみて、この値を変更する。
ちなみに下のFullscreenModeは、0 がこちらで指定した解像度でのフルスクリーンモードで、1 がディスプレイの解像度でのフルスクリーンモード。2 ~ 4 はウィンドウモードだ。
で、デモプロジェクトなんだけれども、これがどれもクオリティが高すぎて驚いた。
まず、最初の動画。このプロジェクトはブループリントだけで作られているらしい。AIではためく蝶やプレイヤーを検知する監視カメラがある。
Unityのテラインのような地形生成ツールでこんな地形が簡単に作れますよ、っていうデモ。ホントか?ホントなのかっ!
解像度をフルHDまであげるともう、ほとんど実写と見分けがつかない。これが、リアルタイムでレンダリングされているなんて。しかも、俺のこのマシンで。
モバイル向けのデモらしい。このクオリティでモバイル端末でもさくさく動くというが本当だろうか。まだ試してない。
FPSのゲーム。ネットワーク機能まで実装されているようだ。もうちょっとプラスアルファで Kill Zone じゃないか!と。
最後はアニメ調のレンダリング。いろんなシェーダーを組み込んでいるみたい。
なんか、ここにあるデモプロジェクトを素材にすれば、ほとんどのゲームは作れそうな気がする。
ソース読むより、プロジェクトを解析してUE4を使いこなせるようになったほうが早道かもしれないなあ。
まあ、ソースレベルで理解しているに越したことはないんだけどね。