ソースコード落としてビルドしてみたのはいいものの…
ソースコードを読むといっても、どこから手をつけていいやらわからない。
ちなみに、ソースコードは、CPPファイルだけで5千ファイル近くある。
ステップ数カウンタで有効行(自動生成されたファイルも除く)をカウントすると約166万ステップあった。
これがどのくらいのボリュームかイメージしてみよう。
比較的文字が詰まった厚手の書籍『ストラウストラップのプログラミング入門』が手元にある。
もっとも文字が詰まったページで一ページに大体35行ある。
1ステップ=1行と考えて、166万ステップが何ページになるかというと、166万/35で約4万7千ページだ。
上記の『ストラウストラップのプログラミング入門』は、約1000ページの大著なのだけれども、この本に換算して47冊分のソースコードということになる。
いわばC++の一揃いの百科事典みたいなもの、といえるかもしれない。
単純な計算で行くと、これを1年や2年で読破しようなんて現実的に考えて無理な話だ。
ではどうするか。
読む巻を絞り込むということになる。
一体どうやって? <<< 今、ここである、わはは。
とりあえず、エディタのウィンドウズ版のエントリポイント(WinMain関数)は見つけた。
ブレイクポイント張ってデバッグ起動して確認したけれども、間違いなさそうだ。
下記のファイルになる。
UnrealEngine\Engine\Source\Runtime\Launch\Private\Windows\LaunchWindows.cpp
こいつを手がかりにして、デバック実行しながら地道にソースを追っかけていこうかと思う。
ちなみにソースから知りたいのは下記の点だ。
・ウィンドウアプリとしてビルドした際に、どういうコードが生成されてパッケージングされるのか。
・アンドロイドアプリとしてビルドした際に、どういうコードが生成されてパッケージングされるのか。
・その中でエンジン部分はどのように組み込まれるのか。
・上記の情報から、エンジン部分のソースを読み解き、仕組みと使い方を学ぶ。
・可能であれば、エンジン部分のみを手動で切り出して自作のウィンドウアプリケーションに組み込んでみる。
ううむ、先は険しくて長そうだ。