Blenderで法線転写してみました。
まずは、比較動画から、ペタリ。
Blenderで法線転写する方法はこちらのサイトが非常にわかりやすいです。
Blender 2.74のカスタム法線でちょっと遊んでみる その2【ちょっとしたメモ】
俺がやったのは、モディファイアを使わず、法線用のモデルを作って転写する方法。
簡単に手順をまとめてみる。
1.まずミラーモディファイヤを使用してる場合は、転写すると鏡面側の法線がおかしなことになるので、先に適用する必要があるみたい。
今回は頭部のみ法線転写したので、頭部を別メッシュとして分離してミラーモディファイアを適用した。
2.法線転写先(頭部のモデル)を選択して、メッシュプロパティの「Auto Smooth」にチェックを入れる。
3.次に法線転写元のモデルを連続選択して、ツールシェルフのデータ転送から「Custom Normals」を実行する。
以上です。
ただし、法線転写したモデルをUnityを持っていった場合に注意すべきことがある。
実は、昨日作成したセルフシャドウ付きのトゥーンシェーダでは、転写した法線が使用されない。
どうやら、LIGHT_ATTENUATIONで参照される陰影情報は、メッシュから算出された法線が使われているっぽい。
なので、法線転写した頭部のみ、旧バージョンのセルフシャドウなしトゥーンシェーダを使用した。
現状のトゥーンシェーダで、法線転写を使用する場合、法線転写を使用するメッシュのみ、マテリアルを分けておく必要がある。
法線転写が必要な箇所って、頭部のみとか限定的な部位のみでやりくりできるので、当面はその方法でしのげるかな。
LIGHT_ATTENUATIONがインポートされた法線に対応してくれるのが、もっともベストな解決なんだけど。
ただ、こうして見比べてみると、転写前の陰影表現の方が俺の好みではあるんだよなあ。