今回はLinux(CentOS)上にNode.jsをインストールして、簡易RESTサーバーを立ち上げたので、その経緯を記録しておく。
Node.jsというのは、javascriptを直接実行するVMみたいなもの(たぶん)。
これをサーバーにインストールすれば、RESTサービスのようなWEBアプリケーションが簡単に作れるという便利な代物だ。
前回の記事でUnityのandroid版アプリからネットワーク経由でデータを取ってくる、というテストに使用した。
前回の記事:【制作実習】UnityのAndroid無料版でネットーワークプログラミングの調査
もちろん、使ってみて問題が無ければ、そのままNode.jsでRESTサーバーを構築するつもりだ。
ともあれ、まずは簡単な文字列を返すサービスをサクッと起動させて、Unityから接続してみた。
インストールは簡単で、下記のサイトからLinux版~tar.gzをダウンロードして展開する。
あとは、解凍したディレクトリ内にあるbinディレクトリにパスを通すだけでよい。
【例】
export PATH=$PATH:/var/node-v0.10.25-linux-x86/bin/
(過去バージョンでは、ビルドが必要だった見たいだけれども、俺が落としたnode-v0.10.25-linux-x86.tar.gzはビルド済みのようだ)
簡易RESTサーバーのjavascriptはこんな感じ
var http = require('http'); http.createServer(function (request, response) { response.writeHead(200, {'Content-Type': 'text/plain'}); response.end('Hello:' + Math.floor( Math.random() * 100 )); }).listen(<YOUR-PORT>); console.log('Server running at http://<YOUR-HOST-OR-IP>:<YOUR-PORT>/');
上記ソースをexample.jsという名前で保存して、下記のコマンドで実行する。
node example.js
これだけ、超簡単。
HTTP接続するたびに、ランダムな数値入りのテキストを返してくれる。
開発テスト用のサーバーにはこれで十分。
あとは、Node.jsについて調べて、要件を満たせるかどうかだな。